2018年12月号|新宿区の助成金申請代行・就業規則作成なら、社会保険労務士法人渡邊人事労務パートナーズにお任せください。

社会保険労務士法人 渡邊人事労務パートナーズ 代表社会保険労務士 渡邊武夫
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そのチラシ 助成金詐欺!
◆お客様持参の1枚のチラシ
 先日1枚のパンフを持ってある業種のお客様が私の事務所へご相談で来られました。
パンフを拝見すると「貴社の業種だけの助成金があります。貴社では500万円の助成金が可能です」と助成金の宣伝がされておりました。お客様からみれば簡単に500万円が手に入れられる夢のような話しです。

◆助成金詐欺の手口
この手のパンフに共通するのは投函先(多くはファックス先)の業種を調べて、業種独自の助成金があるかのように標榜して見た人を引きつけようとしていることです。いま、特定業界だけの助成金は介護・保育・建設位であり、一般の業種に対する独自の助成金はありません。
 また、「新規事業に対する助成金」「育児手当を出したときの助成金」など実際使えない助成金をこじつけていかにも新種の助成金ができましたというやり方もあります。
今回お客様が持参されたパンフを拝見すると単なるキャリアアップ助成金等でした。相手の従業員等会社の状況も分からないまま助成金500万円が出ますとの宣伝はまさに詐欺商法といえます。

◆後を絶たない助成金詐欺
善意の一般の方はこの手のパンフを見ると直ぐにでも助成金が貰えるかの如く錯覚をしてしまいます。同じ士業の方からのお話ですが、この様な助成金商法で誘われた顧問先が着手金として50万円を支払わされたあげく成果が無かったことを後から聞かされたと憤っておりました。

◆社労士資格をご確認願います
助成金業務は社労士以外の者は手がけられません。しかしながらこのような助成金商法の多くは社労士資格のないものにより行われております。厚労省でも社労士資格がないものには助成金は手がけられないという広報を強く行っておりますが不正勧誘が後を絶たないのが現状です。助成金は様々な受給条件をクリアーした上で、数多くの書類を作成して初めて受給に至るプロのビジネスです。どうか社労士の資格を確認の上悪質な助成金の誘いを断ち切って下さるようお願いいたします。

女性と高年齢者雇用に関する助成金
 人手不足を解決するキーワードの、「女性」「シルバー(高齢者)」雇用に対しては大きな金額の助成金が設定されております。

「母子家庭の母」:1年間で60万円
「シルバー(60歳〜64歳)」:1年間で60万円
「シルバー(65歳以上)」:1年間で70万円

一方、シルバー(高齢者)に関しては「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構管轄が厚労省とは別なバージョンの助成金を提供しております。この助成金は事業主様が案外気付かれていない潜在的な受給可能性があるためご案内いたします。該当する労働者(雇用保険加入が条件)を雇用している場合には是非ご利用をお勧めします。

1.65歳超継続雇用促進コース

1年以上継続勤務している60歳以上の対象労働者が会社にいる場合

制度改定・・・ 定年年齢を就業規則で66歳以上へ変更あるいは定年の定めを廃止助成金すると→対象労働者数と定年年齢引き上げ幅により20万円から145万円。

(例)対象労働者が1名の会社で定年年齢を65歳から70歳に引き上げたときには20万円が支給されます。

2.高齢者無期雇用転換コース

50歳以上かつ定年年齢未満の有期契約労働者(対象労働者)が会社にいる場合

制度改定・・・当該労働者を無期転換すると
→助成金支給:対象労働者1名48万円(生産性要件該当事業主は60万円)×無期転換人数

事務所から一言

私は毎日事務所のある新宿まで小田急を利用しておりますが、先日朝の車内で50代半ばの白髪交じりのブレザーを着た普通の男性がラインの交信を始めました。全くノーガードで打っておりますので見るともなく見てしまいました。どうやら箱根日帰り旅行の連絡です。
男「今日は一人で来れるね」
女「大丈夫です」
男「新宿駅西口だからね。箱根は午後3までしかいられないの?」
女「そうです。でも午後3時までする」
  (何をするのでしょうか)
男「とても楽しみだ」
  ・・・・・
どうやら相手は結婚指輪をしている男の妻ではなさそうです。

偶々男性と同じ出口に歩いて行きましたところ、そこで待っていたのは30代半ばの清楚な美女でした。「午後3時までする」淑女でした。世の中一体どうなっているのでしょうか。

また、別な日のことですが、新宿西口路上にはいつも通りのホームレスがおりましたが、ある日40代半ばのこざっぱりした女性が新たにホームレスとして「出展」を開始しました(なんでホームレス「出展」するのか分かりませんがよほどの事情があるのでしょう)。すると、早速次の日には髪はザンバラで着衣汚く残る歯は数本と見える老人ホームレスが口説きに掛かっているのです。となりにピタリと寄り添い肩をさすったり膝をなでたりしているのです。女性は膝小僧を抱えてうずくまり耐えているようでした。

 私は四国八十八カ所を8度巡り、般若心経にある「色即是空」「空即是色」を幾度唱えたか知れません。しかしながら、現世でのこれらの仕儀をみると、男と女は幾つになってもどんな状況になっても異性に魅せて魅せられながら生きていくのが本性と感じます。その本性から解脱できることが仏様の教えですが凡人には遙かな道と感じられます。

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